2014年05月15日
今日の木地(木目と杢)
おはようございます!!5月も半分が過ぎようとしてます。本当に早いですね!!
木曜日は用語の紹介をしたいと思います。
今日の木地では【木目(もくめ)と杢(もく)】について紹介していこうと思います。
~木目(もくめ)~
木には"め"と呼ばれる年輪の断面が挽き割った時に現れます。
これは径の大きさ・年輪の具合・挽き割り方によりおおよそ決まってくるのですが・・・
大半の材は"板目"と"柾目"が現れます。柾目ほど取りにくく板目ほど安易に取れます。
専門的な部分は今回は省きますが、柾目ほど材の価値は評価されやすく、
板目ほど評価基準は高く、何か希少価値がない限り、一般材になることがほとんどです。
〈ヒノキ板目〉
〈ヒノキ柾目〉
画像の様に、柾目は目通りの通った"おとなしい"と呼ばれる類で
板目はハの字が連なった様子が力強く表れているほど"ツヨイ"などと呼ばれています。
材により板目が好まれるもの、柾目が好まれるものが比較的別れるように思います。
~杢(もく)~
カエデの回で登場しましたが、材が成長する過程で異常成長や何らかの要因で局所的に"め”に
変化が出た部分を指します。○○杢などと呼ばれ、波模様もの、珠状のもの、鳥の目の様なものなど
昔から主観的な見え方で様々な呼び方があります。
どれが良いといった評価の基準も少し曖昧で好みにより、それぞれ評価はことなることがほとんどです。
友木(同じ木)から取られても同一の物はなく一点ものとしての扱いで、ご選定頂いたものを加工する際は
少し気を張って加工したり…なんて職人さんもいます。
木目、杢はとても面白く木の成長や木取り方などすべての過程に密接に関係しています。
今回は視覚的な"目”の分類を紹介しましたがその他、加工に大きく影響する木の表裏、ならい目、さか目など
木の癖もあり・・・またの機会に紹介したいと思います!!
さて…主役のトラックさんが休暇を取ってしまっているので、今週は年一回現れるピンチヒッターと
組んで案件を進めていきますよ~!!
今日も一日がんばりましょう!!
木曜日は用語の紹介をしたいと思います。
今日の木地では【木目(もくめ)と杢(もく)】について紹介していこうと思います。
~木目(もくめ)~
木には"め"と呼ばれる年輪の断面が挽き割った時に現れます。
これは径の大きさ・年輪の具合・挽き割り方によりおおよそ決まってくるのですが・・・
大半の材は"板目"と"柾目"が現れます。柾目ほど取りにくく板目ほど安易に取れます。
専門的な部分は今回は省きますが、柾目ほど材の価値は評価されやすく、
板目ほど評価基準は高く、何か希少価値がない限り、一般材になることがほとんどです。
〈ヒノキ板目〉

〈ヒノキ柾目〉

画像の様に、柾目は目通りの通った"おとなしい"と呼ばれる類で
板目はハの字が連なった様子が力強く表れているほど"ツヨイ"などと呼ばれています。
材により板目が好まれるもの、柾目が好まれるものが比較的別れるように思います。
~杢(もく)~
カエデの回で登場しましたが、材が成長する過程で異常成長や何らかの要因で局所的に"め”に
変化が出た部分を指します。○○杢などと呼ばれ、波模様もの、珠状のもの、鳥の目の様なものなど
昔から主観的な見え方で様々な呼び方があります。
どれが良いといった評価の基準も少し曖昧で好みにより、それぞれ評価はことなることがほとんどです。
友木(同じ木)から取られても同一の物はなく一点ものとしての扱いで、ご選定頂いたものを加工する際は
少し気を張って加工したり…なんて職人さんもいます。
木目、杢はとても面白く木の成長や木取り方などすべての過程に密接に関係しています。
今回は視覚的な"目”の分類を紹介しましたがその他、加工に大きく影響する木の表裏、ならい目、さか目など
木の癖もあり・・・またの機会に紹介したいと思います!!
さて…主役のトラックさんが休暇を取ってしまっているので、今週は年一回現れるピンチヒッターと
組んで案件を進めていきますよ~!!
今日も一日がんばりましょう!!
Posted by 大橋木工所 at 07:00│Comments(0)
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