2014年11月20日

今日の木地(北米材~その4~)

おはようございます。週も後半戦に突入ですね。

さて、今日の木地録では引き続き北米材を取り上げていきたいと思います。

今日はホワイトオークとメープル。

まずはホワイトオーク


引用(一財)日本木材総合情報センター

昔からウィスキーなどを熟成させる樽に用いられている材で、主には、大陸の北川、フロリダ~カナダで産出される材です。

国内のミズナラに非常によく似ており同じような用途に用いられています。
この名称で呼ばれている材にはいくつか種類があるようですが、ひとまとめにホワイトオーク呼ばれて流通しています。

高級材として知られていますが、重硬な材の為、収縮率が高く乾燥時の割れやひびが起こりやすいので注意が必要です。


昔から安定した人気のある材です。



続いてメープル


引用(一財)日本木材総合情報センター

木地録ではいくつかメイプルを取り上げていますが、カエデ科の材です。カナダ・アメリカ北東部で産出される材で
す。鳥眼杢と呼ばれる玉粒状の杢のあらわれている材をバーズアイメイプルなどと呼ぶこともあります。

こういった珍しい杢が現れた材は、価値が評価され高値で流通します。

材料によりシュガ―メイプル、ブラックメイプルなどと呼ばれていることもあります。

野球のバットやボウリングのピンにも用いられる材で衝撃に強いのが特徴です。



今日は個人的に好きな材を2つ取り上げましたがどちらも人気のある材なので、比較的触れる機会も多いのではないかなと思います。



今日も一日がんばりましょう‼



  
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Posted by 大橋木工所 at 07:00Comments(0)今日の木地録