2014年11月21日

今日の木地(北米材~その5~)

おはようございます。昨日はお天気の影響で予定が大幅に変更し非常に慌ただしい一日になりました。

今日はどんな一日になるんでしょうか??

木地録では引き続き北米材を取り上げたいと思います。

今日は、スプルスと米松。

まずはスプルス


引用(一財)日本木材総合情報センター

主にはアラスカ・カナダなどで産出されていますが、ロシアや北海道などにも分布しています。

良材として扱われ色々な用途に用いられています。材自体白く焼けやすい印象です。

マツ科に属している材ですが、さほど脂分が多くない特徴です。いくつか同種の物もスプルスとして流通しているものもあります。

国内ではベイトウヒとも呼ばれている場合もありますが、スプルスと呼ぶことが一般的です。


続いてベイマツ


引用(一財)日本木材総合情報センター

国内ではなぜかこの材はベイマツと呼ばれていますが、ほかは似た種のものはパインと呼ばれています。

ピーラなどと呼ばれていることもあります。主には北米の西部に分布しており沿岸域に生育しているものと山岳域に生育しているものとで特性が異なります。


マツと呼ばれていますが、国内のマツとは同属ではありません。


木材の名称、通称は本当に面白く同属でも呼び方が違ったり全く違う材を同じような名称で呼ぶのが、いつも不思議に思うんですが、あだ名に近い名称の印象です。非常にあいまいな部分が多いです。


さて!今週も残りわずかです。
今日も一日がんばりましょう‼  
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Posted by 大橋木工所 at 07:00Comments(0)今日の木地録