2014年11月25日

今日の木地(北米材~その6~)

おはようございます。今週も始まりました♪
さて今日の木地録も北米材を紹介していきたいと思います。

今日は、ベイツガ、ベイスギを取り上げたいと思います。


ベイツガ


引用(一財)日本木材総合情報センター

主にはアラスカ南部で産出される材で、アメリカから輸入する材で最も輸入量の多い材の様です。

国内のツガに比べ、評価はあまり高くなく金額的に安価な為手軽に使える印象です。
建築用途に用いられることが多くその他、箱材やパルプと言った用途に用いられています。

あまり耐久性の高くなく水分がある所では腐るなど、特性上用途には注意が必要な材かもしれません。

続いてベイスギ


引用(一財)日本木材総合情報センター

国産の材に比べ赤身が強い印象です。主にはアラスカ南東~カルフォルニア北西などいった地域に生育しており、
国内のスギと同種でありながら別物です。

加工性は良く、保存性は非常に高いようですが軽軟で強い材とは言えない材のようです。

先住民インディアンがこの種の材を使っててトーテムポールなどを造っていたことが有名で、既述の加工しやすく保存性が高いという特性が表れているように思います。

ウェスタンレッドシーダーなどと呼ばれることもあります。

北米材にはベイ○○と呼ばれる材がいくつかあります。比較的以前より国内でも馴染みがあったということだと思います。

さて今週は火曜スタートですが張切っていきましょう!

今日も一日がんばりましょう‼

  
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Posted by 大橋木工所 at 07:00Comments(0)今日の木地録