2014年11月17日

今日の木地(北米材~その1~)

おはようございます。今週も張切っていきましょう‼

さて今日から北米材を取り上げていきたと思います。

まずは・・・ウォルナットとビーチ。

ウォルナット


引用(一財)日本木材総合情報センター


木地録では、ブラックウォルナットとして紹介しましたが、クルミ科の材で主にはアメリカ、カナダ東部で産出されるものです。

この材は国内での人気も非常に高く、世界的にも高級材として扱われています。

ただ、輸出量の増加でアメリカでは輸出は制限されているようで、代用材が用いられている現状です。

耐久性、加工性、仕上がりの評価も総合的に高くとても良材です。

ウォルナット自体は、塗装をしない状態でもツヤのある独特の質感できれいな表面です。これも世界的に高級材として扱われている要因の一つかもしれません。


続いてビーチ


引用(一財)日本木材総合情報センター


ブナ材と区別がつかなほど似ており、ブナの代用材として知られている材です。
主にアメリカ東部で産出されています。北欧でも産出されますが、北米産の物は色が濃くムラがあるのが特徴の様です。

粘りのある材で曲げに強いことで知られているので、そういった用途の加工などに用いられています。

ブナ科で木目が特徴的な材です。材が無味無臭の為、食器棚などに用いられることがあります。



さて月曜日です。今週はどんな週になるんでしょうか?

今日も一日がんばりましょう‼

  
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Posted by 大橋木工所 at 07:00Comments(0)今日の木地録