2014年07月16日

今日の木地(アフリカンマホガニー)

おはようございます。今週は初めて取り組むイベントの準備などもあり、またまた慌ただしい日が続いています。


さて今日はアフリカンマホガニーを取り上げたいと思います。



名称:アフリカンマホガニー(センダン科)
    広葉樹
地域:アフリカ 広域


引用(一財)日本木材総合情報センター

アフリカで広く分布しており、科は同じで一見似ていても地域により特徴が異なり、マホガニーとは区別され呼ばれることがあるようです。しかし現在の状況では天然マホガニーが非常に少なく、このアフリカンマホガニーが最も近い材とされ流通しているようです。

材としては、硬さは材によりばらつきがあり、重硬なものも若干軽軟なものまであるようです。杢は交錯することが多くリボン杢と呼ばれる特徴的な杢が出ることがあります。画像でわかる虫食いの様な無数の穴は導管という材が持つ特徴的な管です。※他の材でも導管をもつ材があります。

加工性は良く仕上面も光沢が出ることできれいです。耐久性はあまり優れていません。
家具(キャビネット)内装、腰板、建具材などに用い、その他オルガンや楽器などに使われています。マホガニーの代用材になることがほとんどです。

最近は比較的マホガニーの人気もあり、普段扱いのない方でも比較的名前を知っていることが多い印象です。

特徴的な杢がでやすいことから材としては、狂いやすい材でもあるように思います。



さて、今日は市内で取付作業にお邪魔する予定です。

今日も一日がんばりましょう。
  
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Posted by 大橋木工所 at 07:00Comments(0)今日の木地録