2014年08月01日

今日の木地(カプール)

おはようございます。8月突入です‼多くの方が夏苦手・・・といいますが、個人的にはすごく好きで今年も8月がやってきたな‼といったところで嬉しいです♪


さて今日の木地です。今日はカプールという材を取り上げたいと思います。

名称:カプール、カポール(フタバガキ科)
    広葉樹
地域:マラヤ、スマトラ、ボルネオ


引用(一財)日本木材総合情報センター

ボルネオカンファーウッドというちょっと珍しい名称でも呼ばれていますが、これは樟脳の芳香をもつ為ついた名称で
フタバガキ科の材は昔から和名では龍脳樹、流脳香料などと呼ばれています。

材としては木肌は荒くやや重硬で耐久性はありますが反りや狂いが出やすく加工性はあまりよくないようです。
この材もシリカを含んでいる為、刃物などをすぐにダメにしてしまうのが大きな要因だと思います。

用途としては建築、床材、構造物の他、家具、合板などにも用いられています。

国産の広葉樹はブナ科の材が多いのに比べ、外材の広葉樹では比較的、フタバガキ科の材が多い印象です。
資料によってはこの手の種はひとくくりにラワン材として扱われているともあるので、国内での流通はラワンで扱われていることもあるかもしれません。実際画像を見る限りでは色の濃いラワンとよく似ていると思います。


さて・・・今日は久々に場内にとどまり色々とこなそうと思います。今日もやることたくさんでどんな一日になるか楽しみです♪

今日も一日がんばりましょう!!


  
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Posted by 大橋木工所 at 07:00Comments(0)今日の木地録