2014年08月09日

今日の木地(ケンパス)

おはようございます。昨日も取付工事にお打合せに慌ただしい一日になりました。

さて、今日の木地では、ケンパスという材を取り上げたいと思います。



名称:ケンパス(マメ科)
    広葉樹
地域東南アジア(マレー半島、スマトラ、ボルネオ)


引用(一財)日本木材総合情報センター


比較的大木になる材のようです。樹高は30~45Mと建物で言う10~15階建て位の高さでしょうか。

重硬な材で木理は交錯しており、樹皮部分と心材の部分の境目で収縮の仕方が違う為、乾燥段階で裂けたり割れたりすることもあるようです。その為歩留まりが小さくなります。
耐久性は高くないですが保存薬剤の注入がしやすい為、鉄道枕木、重構造物などに主に用いられているようです。


家具、器具などにも用いられることはあるようですが、その用途は限定的で、身近なところで言うとパレットの材料などになっていることがあります。

まだ取り上げていませんがメンゲリスという材と同じ属で特性、用途などもほぼ同じです。


さて、お盆休みが迫っており、メーカーなどから休業のお知らせが届いてます。この時期困るのが資材の調達ですね。来週はスムーズに工事進行出来ればいいんですが、どうでしょうか。


今日も一日がんばりましょう!!




  
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Posted by 大橋木工所 at 07:00Comments(0)今日の木地録